【インド新規事業立ち上げ物語】(第55話)なぜ日本企業は”SALSH”を利用するのか?
※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。
1.日本企業にとっての”SALSH”の位置付け
現在Goziokiでは、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている。”SALSH”を通じて、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動を後押ししていくことを意図している。
ユーザーとして想定される日本企業における”SALSH”の位置付けについては、これまでも述べてきている。
マクロ的な観点:
https://gozioki.com/2023/11/2719/
『サステナビリティ経営』を定義:
https://gozioki.com/2023/11/2671/
今回の投稿では、よりミクロな視点で、各論を掘り下げていきたい。
2.なぜ『サステナビリティ経営』?
日本企業が『サステナビリティ経営』を推進するために”SALSH”を利用する場合、考えなければならない問いが2つある。
【問1】なぜ日本企業は『サステナビリティ経営』を推し進めるのか?
この問いへの回答は「時代のトレンドだから」と言えばそれまでであるが、主な理由は3つあると思われる。
- • 株価に影響する
- • CO2排出量を含め「サプライチェーン」で環境影響が評価される時代にあって、顧客から選ばれなくなってしまう
- • サステナビリティに対する関心が高まる中(特に若手を中心に)、採用や、若手社員のモチベーション維持に影響する
3.なぜアウトソース?
次に、もう1つ答えなければならない問いがある。
【問2】なぜ日本企業は『サステナビリティ経営』に関わる対応を(自分たちで取り組むのではなく)わざわざ”SALSH”にアウトソースするのか?
この問いには、「企業はなぜベネフィット・ワンを利用するのか」と同じ論理で回答できる。
- • 手間ひまを省ける
- • 自社の対応が他社のものより見劣りするリスクを回避できる
そう。”SALSH”は「サステナビリティ領域におけるベネフィット・ワンを目指している」とも言える。もちろんサービスの機能として、ベネフィット・ワンと異なる部分もたくさんあるが、”SALSH”が何であるのかのイメージを持ってもらう上では、この説明が分かりやすいかもしれない。皆さんも、多少は理解が進んだのではないだろうか。
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<過去記事>
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