【インド新規事業立ち上げ物語】(第91話)どういう企業を対象としていくのか?
※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ 現在Goziokiでは、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている
※ ”SALSH”を通じて、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動を後押ししていくことを意図している
※ 直近のインド現地での動きについては、出張の総括動画をご参照
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“SALSH”のユーザーとして想定している日本企業については、これまでも触れてきている。
今回の投稿では、少しマクロな視点で、全体を俯瞰してみたい。
1.グループ分け
企業は『サステナビリティ経営』に関し、戦略を策定できているのか、またそれに伴う十分なアクションを取れているのか。この観点で見ていくと、各企業は、この投稿の一番上に貼った表の通りに整理ができる。
Type A〜Type Cの3つにグループ分けをしている。もちろんこれらは「概念的な」グループ分けである。「実態」としては、Type AとType Bの中間、Type BとType Cの中間、このような位置付けとなる企業も出てくる。
皆さんが勤めている会社は、Type A〜Type Cのどれに当てはまるであろうか?
2.サポート
Gozioki が”SALSH”を通じてサポートしていきたいのは、赤枠で囲っているType B及びType Cである。
「アクション」の部分では、インドCSRプロジェクトとのマッチングが主軸となる。もちろんこれに限らず、企業のニーズ・戦略を捉えて柔軟に対応していければと考える。
「戦略策定」の部分は、Goziokiの関わり方としてはコンサルティング的な立場となる。Goziokiでは過去5年間に亘って、上場企業を含む日系企業の事業戦略を策定してきた実績も踏まえ、しっかりとサポートをしていきたい。
3.それぞれの『サステナビリティ経営』元年
ところで皆さんの勤めている会社で「DX」はどこまで浸透しているであろうか?第40話でも触れる機会があったが、『サステナビリテイ経営』は「DX」よりも10年以上前から謳われてきている概念である。ただ企業によっては、「DXは推し進めているが『サステナビリティ経営』には着手できていない」といったこともある。
これまで「2020年は会社のDX元年」と宣言する企業もあったが、もしも今Type C(場合によってはType Bも?)の状態にあるとすると、早々に「サステナビリティ経営元年」を宣言することも必要なのかもしれない。
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<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第71話)ESG投資は本当に死んだのか?
【インド新規事業立ち上げ物語】(第70話)「制度リスク」という名のチャンス
【インド新規事業立ち上げ物語】(第68話)Goziokiが信じていること
【インド新規事業立ち上げ物語】(第57話)『サステナビリティ経営』急拡大のTipping point
【インド新規事業立ち上げ物語】(第6話)ビジネスアイディアに価値はない