【インド新規事業立ち上げ物語】(第83話)今日はベンガルール


※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ 現在Goziokiでは、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている
※ ”SALSH”を通じて、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動を後押ししていくことを意図している

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面談その1

今朝デリーから、インドのシリコンバレーことベンガルール(バンガロール)に移動。そしてベンガルールの空港に着くなり、今度は最初の面談先にそのまま移動。

以前にも触れたレポーティングコンサルと面談をした。インド企業は利益の2%をCSRに拠出しないといけないが、その拠出金額の中で、最大20%まではアドミン費用として計上できることを知った。なので、国へのCSR報告の際にレポーティングコンサルを起用したとしても、企業側は、コンサル費用もCSR拠出としてカウントできるということ。(この説明で分かりづらい場合は、直接吉田までお問い合わせください)

あとは、CSR拠出を「高校の期末試験」に例えていたのが興味深かった。

「試験を受けないといけない事実からは誰も逃れられない。その上で、毎日コツコツと勉強する人もいれば、一夜漬けの人もいる。イヤイヤ勉強する人もいれば、勉強して知識が増えるプロセスを楽しんでいる人もいる。最終的に期末試験を受ける点では皆同じであるが、そこに辿り着くまでの旅路は人それぞれ。CSR拠出も全く同じ。最終的に、企業は2%を拠出しなければならない。拠出した先にあるプロジェクトの動向を月次で細かく知りたがる企業もいれば、最低限の情報しか受け取ろうとしない企業もいる。スタンスは様々」

「なるほど」と思わされた。

面談その2

現地のプレイヤーと会話を重ねると本当に勉強になる。

夕方の面談では、RMNCH+Aをベースとした考え方や、インドの健康関連の取り組みの基盤になっているAyushman Bharat(詳しくはこちらご参照)について色々学べた。

今回の出張はデリーがメインであるが、今日の2社に会うためだけに、弾丸でベンガルールに立ち寄った。結果は明白であるが、わざわざベンガルールまで来て良かった。

でもって明日はデリーに戻る。

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<過去記事>
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