【インド新規事業立ち上げ物語】(第84話)Builder.aiとプロトタイプについて語る


※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ 現在Goziokiでは、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている
※ ”SALSH”を通じて、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動を後押ししていくことを意図している

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1.Gurugramにて

デリーから南西に15分ほど移動したGurugramにあるBuilder.aiを訪問し、営業責任者のJさんと面談した。同社については、第66話も併せて参照。

現在Goziokiは”SALSH”のプロトタイプ版を担いでVCの方々と話をしているが、このプロトタイプ版を開発しているのがBuilder.aiである。

  • • 資金調達の状況はどうか?
  • • VCとの会話においてプロトタイプは役に立っているか?

このあたりの質問をBuilder.aiの方からは受けた。

2.ケースバイケース

私からは、「プロトタイプの活用については、ケースバイケース」と回答した。

“SALSH”の機能の具体性を提示するのには役立っている。一方で、機能の具体性ではなく、事業の位置付けや中長期での構想を知りたい相手に対しては、必ずしもプロトタイプを使わずに説明することがある。

このように伝えた。

これに対してBuilder.aiからは、次のようにコメントがあった。

日本とインドでは投資環境が多少異なるのかもしれない。インドの場合、スタートアップ投資が相当に盛り上がっていて、「構想段階」での投資は収集がつかなくなってきた。このため、最低限の具体性を担保する意味でも、プロトタイプは絶対条件になりつつある。もちろん国毎に投資環境や環境の推移のしかたは異なるので、日本では日本に合ったやり方があるのであろう。

3.キャリア

その後は今後のスケジュールイメージや、JさんがBuilder.aiにジョインするまでの経緯、この先のキャリアビジョンなどについて意見交換を実施。

同社のオフィス訪問は初めてであったが、Microsoftも力を入れて応援するインドの最先端企業のオフィスを見学できたのは良かった。Builder.aiとも仕事が続けられるよう、資金調達の方も引き続き注力する。

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