【インド新規事業立ち上げ物語】(第9話)経営とは少し離れたところにポツンとサステナビリティが位置している日本企業


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。(写真はインド出張中、打合せの一幕)

1.無事に帰国

今月の海外出張の記録を残す意味もあって書き始めた『インド新規事業立ち上げ物語』は、第1話で宣言した通り、無事に第9話まで辿り着くことができた。出張期間中は毎日投稿していたが、昨日帰国し、このシリーズを日本で執筆するのは今回が初めて。

「立ち上げ物語」と謳っている以上は、事業が立ち上がるまで書き続ける予定である。但しここから先は更新頻度が不定期になるので、あらかじめここで伏線を張っておきたい(笑)。

2.日本企業と「サステナビリティ経営」

現在Goziokiでは「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム(”SALSH”)」を立ち上げるべく準備を進めている。このプラットフォーム上で、日本企業と海外のサステナビリティプロジェクトのマッチングも図っていく。

前回の投稿で、3都市を回って12社と面談したことを記載したが、この通りインドの状況についてはこれまでよりも解像度高く見えてきた。これをもって、次なるアクションは、日本側の状況把握である。日本企業のサステナビリティ取り組みを把握するための指標は、次のようにフレームワークに整理している。

3.各社とも三者三様

このフレームワークを念頭に、日本企業のホームページや対外的に発信している各種レポートでの記載を中心に、サステナビリティ取り組み状況を見ていくと大変興味深い。

  • ・サステナビリティに関する情報をたくさん発信している企業、そうでない企業
  • ・発信している内容が抽象的な企業、具体的な企業
  • ・「考え方」を中心に発信している企業、「どのようなアクションを取っているのか」を中心に発信している企業
  • ・サステナビリティがいかに経営の根幹にあるかを説明している企業(サステナビリティ経営)、経営とは少し離れたところにポツンとサステナビリティが位置している企業

“SALSH”の最適化を目指すには、各社のスタンスや置かれた状況をしっかりと踏まえていく必要がある。この先数週間をかけて、日本側の状況をしっかりと掘り下げていきたい。

#インド #India #新規事業 #新規事業立ち上げ #インド新規事業立ち上げ物語 #第9話 #ベンチャー #ベンチャー経営 #ビジネス #business #Gozioki #環境問題 #環境教育 #サステナビリティ #sustainability #サステナビリティ教育 #教育 #education #資金調達 #SALSH

<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第1話)なぜインド?
【インド新規事業立ち上げ物語】(第2話)”SALSH”
【インド新規事業立ち上げ物語】(第3話)ESGは贅沢品である。
【インド新規事業立ち上げ物語】(第4話)インドと関わりを持ちたい人たち
【インド新規事業立ち上げ物語】(第5話)インドのシリコンバレーの洗礼
【インド新規事業立ち上げ物語】(第6話)ビジネスアイディアに価値はない
【インド新規事業立ち上げ物語】(第7話)やっぱり現場が一番!
【インド新規事業立ち上げ物語】(第8話)3都市、8日間、12面談+α、無数の気付き