【インド新規事業立ち上げ物語】(第10話)海外出張帰国翌日


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。(写真はインド出張中、打合せの一幕)

1.ネットワークの広がり方が速い

顧客と打合せをしている際に、相手から、「それでしたら○○社にお繋ぎします。あそこの会社がやりたがっていることと合致していると思います!」と別の会社を紹介された経験は皆あるのではないか。また逆に、こちらが相手に対して別の人を紹介してあげた経験もあると思う。

そのようにビジネス会話をしている中で、繋がりの輪が広がっていくのはよくあることではあるが、9/19〜9/27のインド出張は、それが特に顕著に現れていた。面談した相手のインド企業が、その場で一気に3社を紹介してくれることもあった。

個人的には、他の国でこの手の活動をしているときよりも「ネットワークの広がり方が速い」と感じた。インドビジネス特有のことなのか、あるいは単に運が良かっただけなのか、まだ分からない。私がインドビジネスでもう少し経験を重ねれば、このあたりは見えてくるのかもしれない。

2.Goziokiの宿題

例えばあるデリーの面談先で、「この後、ベンガルールとムンバイにも行くんですよ」と話をすると、「それでしたらムンバイでA社とB社とC社に会うと良いと思います。ご紹介します!」と言われ、その場ですぐに3社に繋いでもらえた。

繋いでもらえて、私とA社・B社・C社それぞれとのやりとりが始まるのだが、当然私の方は別にムンバイの予定がガラ空きな訳ではない。そもそも面談予定があってムンバイに行くのだから。元々限られた日程で既に面談も入っている中で、そこに急遽、新たにA社・B社・C社のアポを入れようとしても、紹介いただけたのはありがたいものの、時間調整はうまくいかない。

結局、スケジュール的にはA社との面談しか組むことができず、B社・C社とは「Goziokiメンバーがインド出張を終えて日本に帰国した後、一度オンラインで打合せしましょう。対面での話し合いは、次回Goziokiがインドに来るタイミングを狙いましょう」という話になる。つまり、「帰国したらB社とC社に連絡を入れて、オンラインミーティングを設定する」が私の宿題。

では、実際に対面での話し合いが実現したA社の方はどうなのか。

A社とは代表の方と話をする機会があり、そこで話が大いに盛り上がった。「何か一緒にできそうですね!弊社の関連する部署の人に繋ぐので、その部署のメンバーたちと具体的なところを詰めていってもらえたらと思います。日本に帰国した後で良いのでまた連絡もらえますか?そうしたら担当者に繋ぎますね。あっ、あと今日見せていただいた資料のファイルも送ってもらえますか?併せて社内で展開しておきます」、このように言っていただけた。

つまり、「帰国した後にA社に連絡する」、「資料も展開する」、「関連部署の人たちを紹介してもらう」が私の宿題になったということ。

3.ありがたい機会

冒頭に述べた通り、インドビジネスの慣習なのか優しさなのか、ネットワークが色々と広がった。例としてA社・B社・C社を書いたが、現地に着いてから紹介された先は10社以上ある。タイミング的に会えなかった人たちとは「日本帰国後にオンラインで話そう」となり、会うことができた人たちはそれだけ話が進むので「日本帰国後にフォローアップしましょう」となり、気が付けばいつの間にすごい量の宿題を抱えていることとなった(笑)。

もちろんこれはせっかくいただい貴重なチャンスであり、本当にありがたい話。1つ1つ丁寧に対応し、それを次に繋げていきたい。

そんな海外出張帰国翌日。

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<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第1話)なぜインド?
【インド新規事業立ち上げ物語】(第2話)”SALSH”
【インド新規事業立ち上げ物語】(第3話)ESGは贅沢品である。
【インド新規事業立ち上げ物語】(第9話)経営とは少し離れたところにポツンとサステナビリティが位置している日本企業