【インド新規事業立ち上げ物語】(第153話)インドと日本:デリーメトロを作った人たち


※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ Goziokiでは「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の開発を進め、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動の後押しを目指している
※ インド現地での動きなどについては出張の総括動画をご参照

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毎日の利用者数が500万人にのぼり、世界トップクラスの利用規模を誇る地下鉄サービスが、デリーメトロである。このデリーメトロの開発にあたっては、JICA(日本国際協力機構)を中心に、多くの日本企業が関わっている。

・海外鉄道技術協力協会
・トーニチコンサルタント
・RITES
・東京地下鉄
・熊谷組
・清水建設
・三菱電機
・日本製鉄
・日本信号
・三菱商事
・伊藤忠商事
・三井物産

今この文章を読んでくださっている方に是非見ていただきたいのが、以下の動画である。今回の私の投稿も、基本的にはこの動画の内容をなぞっているものである。
https://youtu.be/lLo_GBfaB_w?si=RH7meZyH8G5wdmY2

動画の中では、次の4点が日本による貢献としてクローズアップされている。

1. 安全意識と工期遵守
2. 定時運行と整列乗車
3. 誰もが利用しやすいメトロづくり(女性専用車両や優先席など)
4. 質の高いインフラ整備事業(大気汚染の改善など)

鉄道分野では世界で初めて排出権プロジェクトとして認証を受けたということは、私自身もこの動画を見るまで知らなかった。デリーの成功を受けて、アーメダバード、ムンバイ、ベンガルール、コルカタ、チェンナイへとメトロ開発の動きが広がっていることも嬉しいことである。

個人的には、「当時インドのメトロにファイナンスしようとしていたところは日本しかなかった」というJICAによる解説が印象的であった。このように見ていくと、日本がインドのサステナビリティ領域でできることに関し、可能性や夢が広がっていく。Goziokiと”SALSH”でも、こういった動きはしっかり捉えていきたい。

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