【インド新規事業立ち上げ物語】(第53話)壁打ち
※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。
1.必要であり、個人的にも大好きなプロセス
仕事を進める上で「壁打ち」というものがある。皆さんも日々実施されていることと思う。自分の考えを、たとえそれが纏まっていなかったとしても(と言うか、むしろ纏まっていないからこそ)、どんどん周りの人にぶつけていく。そしてそこで得られたフィードバックをきっかけに、自分の考えの良いところ、悪いところ、詰められていないところなどを浮き彫りにしていくプロセスである。
我々が一人で考えられることには、知識の量の観点でも、視点の多様さの観点でも、(似たことであるが)柔軟性の観点でも、限界がある。別の知識や視点を持った人の意見がそこに入ることで、「掛け算」が生じ、考えは昇華されていく。私は昔から色々な人と壁打ちをさせてもらうのが本当に好きであり、逆に壁打ち依頼があれば、積極的に受けるようにしている。
ここまでお読みいただければもうお分かりと思うが、Goziokiが現在準備を進めている「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”においても、本当に様々な方に壁打ちをさせてもらっている。(大変ありがたく思っています。)
今朝も、前々職の後輩に壁打ちを受けてもらった。
2.今日の気付き
そして今朝も、実り多き壁打ちを実施することができた。自分の頭の中では既に描けているものの、「プレゼンテーション」として見せ切れていなかった部分に関する気付きが多かった。
- • “SALSH”を他の既存サービスで例えると何になるのか
- • 既にインドでパートナーを見つけて座組みが組めていることが大きな強みなので、もっとアピールするべき。またインドのパートナーと組むことによって、次にどのような展開を狙っていけるのかも触れられると良い
- • 日本企業はなぜこれまで以上にサステナビリティと向き合っていくのか。その際になぜ自助努力で全てを解決するのではなく、”SALSH”を利用するのか。このあたりの質問に対する回答は用意されているが、見せ方が弱い
- • 今の時点で自社でエンジニアを抱えない理由を言語化して説明した方が良い
- • 競合優位性を、今以上に言語して説明した方が良い
誰かと壁打ちをする度に、ピッチブックの質も向上していく。次は貴方と壁打ちをさせてもらうかもしれない。その際は是非ご協力をお願いしたい。
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<過去記事>
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