【インド新規事業立ち上げ物語】(第45話)プロトタイプで遊んでみる


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。

1.完成したプロトタイプ

Goziokiでは現在、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている。インドの開発会社にプロトタイプの制作を依頼し、それが先月末に完成。今後はプロトタイプを用いて資金調達を進め、順調に行けば、年明けからベータ版の開発に着手していくことになる。

完成したプロトタイプの制作を振り返るにあたっては、(第41話でも触れているが)インドのバンガロールでのエンジニアS氏との出会いに遡る必要がある。GoziokiメンバーがS氏に対して”SALSH”の説明を行い、S氏はペンを片手にメモを取りながら自分なりの理解を進め、「ここはどうなっているか?」と細かい点を次々とGoziokiメンバーに対して質問する(このあたり、詳しくは第5話参照)。我々も、S氏に質問をされることで「確かにそこは詰め切れていなかった」と気付かれることがたくさんあった。

2.愛着が湧いてくる

まだプロトタイプにしか過ぎないが、自分たちの構想がひとつの具体的な形になるのは嬉しいものである。このプロトタイプを目にすることで、自分たちも改めて具体的なイメージを持てる部分がある。桐谷CSOは「プロトタイプをいじっていると、どんどん愛着が湧いてくる」とも述べていた。確かにその通りと思う。

“SALSH”のプロトタイプを用いてGoziokiメンバーが伝えていくことができるものは大きく2つある。1つは”SALSH”の「機能」、そしてもう1つは”SALSH”が持つ「世界観」である。この両方を丁寧に伝えていくことで、ユーザーとして想定している日本企業の人たちの「共感」を勝ち得ていく必要がある。

3.Action, Learn & Support

ちなみに”SALSH”は、Sustainability Action Learn & Support Hubの略である。世界のサステナビリティ課題に対して積極的に関わっていく(=Action)。そしてそれを通じて学びを得る(=Learn)。その過程で、支援の恩恵を受ける人たちがいる(=Support)。このようなエコシステムの中で、サステナビリティ課題と向き合っていきたい考えである。

“SALSH”に少しでも興味を持っていただけた方には、是非その全貌を詳しくご説明させていただきたい。

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<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第30話)改めて「Why India?」を考える
【インド新規事業立ち上げ物語】(第28話)「サステナビリティ取り組み」に関わる日本企業のニーズ
【インド新規事業立ち上げ物語】(第26話)インドのCSR概念を変えた日本人