【インド新規事業立ち上げ物語】(第34話)Good vibes only!


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。

「インド人と仕事をするのはどうですか?」と聞かれることがある。

過去5年間どっぷり事業で浸かってきた東南アジアや、あるいはかつて自分自身が住んでいた中国やアメリカとは異なり、インドと深く関わるようになったのは今年からなので、私もあまり偉そうに語れるほどのものはない。ただ相手が日本人でも、インド人でも、あるいはその他の地域の人であっても、優秀さを感じさせてくれる人と、そうでない人が常にいる。そして真剣な人と、いい加減な人が常にいる。

なので「○○人は○○だ!」というよりは、相手と個別に向き合い、そこで一緒にプロフェッショナルとして仕事ができるのかがポイントのような気がする。その上で、感じるところを少し述べると次のようになる。

1.自信

第4話でも触れた通り、インド人のエリート層は、これから10年間でインドが世界を席巻することを理解している。それを踏まえた「自信」や「責任感」が滲み出ている。

そのようなポジティブなエネルギーに満ち溢れた国で仕事ができるのは楽しい。この国の活気と希望によって、自分まで前向きな気持ちで臨むことができるようになるからである。

2.親身

第11話でも少し触れた話になるが、とても幸運なことに、良質なパートナーたちに出会えている現状がある。

しっかりと話を聞いてくれ、ビジネスモデルに対する違和感などはハッキリと指摘し、そして繋がっておいた方が良さそうな人を次々と紹介してくれる。その結果、Goziokiメンバーたちの頭の整理は進み、改善点も把握した上で、次なるアクションを取っていくことができる。

もちろん全てのインド人がそのように接してくれる訳ではないことは理解しつつ、ここまで「親身」になって一緒に動いてくれると、こちらも感動してしまう。

3.英語

最後は、第30話で触れたことであるが、英語で仕事ができることが(そうではない環境と比べると)とにかくラクである。ビジネスパーソンとしては「甘やかされた環境」と言っても良いぐらいと思っている。

以上をまとめると、Goziokiは、活気に満ち溢れた市場で、前向きな人たちと、(言語が英語なので)意思疎通も大きな問題なく、取り組めている。もちろん良いことと同じくらい、あるいはそれ以上にハードルもある。それらを全てひっくるめてインドであるが、こんなに元気な市場もなかなか他にないのではないだろうか。

Good vibes only!(常に前向き!)

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<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第30話)改めて「Why India?」を考える
【インド新規事業立ち上げ物語】(第28話)「サステナビリティ取り組み」に関わる日本企業のニーズ
【インド新規事業立ち上げ物語】(第26話)インドのCSR概念を変えた日本人