【インド新規事業立ち上げ物語】(第11話)目の当たりにしたインドのプロフェッショナルたち


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。(写真はインド出張中に撮影されたもの。本文内容とは関係ありません)

1.あの有名組織との面談

インド出張中、某有名組織と打合せをする機会があった(この先、相手との話が進み、提携などする形になれば先方の名前も開示したいが、今の時点では控えることとする)。

出張前に「この組織と打合せをしたい」と思ったのだが、多忙を極める相手なので、正面突破で面談依頼をするより、知人を介して紹介形式で繋がると良いと考えた。ただ自分のネットワークを探ってみてもこの組織と繋がるルートを見つけることができず、結局は正面突破で打診し、なんとか面談実現にこぎつけることができたという流れである。

運良く代表の方と面談することができたのだが、とにかく忙しい相手。あらかじめ秘書の方から「45分間のみ」と言われていた面談時間を最大限有効活用するべく面談に臨んだ。

2.まずは合格点

忙しい相手なので「45分間」と言われていても、例えば相手の前の予定が長引いて30分しか打合せできなくなることもあるなと、何が起きても動揺しないよう、心の準備はできていた。

いざフタを開けてみると、面談は時間通りに始まり、45分間で終了したものの、こちらが言いたかったことは十分に伝えることができた。またその場で議論された「次のアクション」が順次動き始めているので、初回面談としては合格点なのではないか。

面談中、相手方はとても真剣な表情で話を聞いてくれ、大きいことから小さいことまで、次々と質問が飛んできた。やはり質問は嬉しい。「ちゃんと理解したい」気持ちが相手から伝わってくるからである(一方で質問が出るのは「分かりづらい部分があった」という意味なので、その点は反省しつつ)。

そして「ちゃんと理解したい」と思うのは、相手が話の内容に関心がある現れとも言える。

3.プロフェッショナリズム

某有名組織の、中でも多忙を極める人物に対して正面から面談を打診して、当初は「おそらく返事すら来ないのでは」と思っていた。その前提でいたので、①返事が来た、②面談が実現した、③相手の代表はGoziokiの話を真剣に理解しようと努めてくれた、そして、④そこから実際に次のアクションに繋がっていっている、この状況はいまだに信じられない。

もちろん相手の代表の方がGoziokiのプレゼンを聞いて何を思ったのか、本当のところは分からない。心の中までは覗けないから。

代表の方は出張が多く日々動き回っているのだが、この日は運良くタイミングが合い面談が実現した。分刻みのスケジュールで多忙を極める中、それでも目先のこと1つ1つに対して手を抜かずに、真剣に話を聞こうとする姿勢を目の当たりにし、その方のプロフェッショナリズムを見せつけられた気になった。逆に言えば、そのプロフェッショナリズムが本人を今の地位まで押し上げてくれたのであろう。

いつの時代も、どこの国でも、どの業界においても、尊敬できる人とそうでない人はいる。我々としては「尊敬できる人」に少しでも多く出会うことで、刺激を受け、自分を高めていくことができるのではないだろうか。

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<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第1話)なぜインド?
【インド新規事業立ち上げ物語】(第2話)”SALSH”
【インド新規事業立ち上げ物語】(第3話)ESGは贅沢品である。
【インド新規事業立ち上げ物語】(第9話)経営とは少し離れたところにポツンとサステナビリティが位置している日本企業