【インド新規事業立ち上げ物語】(最終話)インドと向き合ったこの6ヶ月間(後編)


※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ Goziokiでは「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の開発を進め、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動の後押しを目指している
※ インド現地での動きなどについては出張の総括動画をご参照

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前編の続き)

「日本企業とインドのサステナビリティプロジェクトのマッチング」をサービスの入口としていきたい“SALSH”を進めるためには、3つの要素が必要となってくる。

  • [A] ユーザーである日本企業向け営業
  • [B] インドのサステナビリティプロジェクトを管理するNGOとの連携
  • [C] 両者をマッチングする場所としてのプラットフォーム開発

資金も、人脈も、ノウハウも、何もない状態で昨年9月にスタートした後、最初の3ヶ月で[A]、[B]、[C]に関して最低限できることはやってきた。

  • [A] 日本企業のサステナビリティに関わる課題の大枠は捉えられるようになった。
  • [B] (3つの要素の中でこの部分がもっとも進んでいるが)主要パートナーの発掘は一通り終わり、インド側はreadyである。
  • [C] 自社サービス(SaaS)のプロトタイプ版は完成し、資金を確保できた後にベータ版を開発(その後に本格版を開発)していく。

今の時点でできることを一通り終えていることもあり、年を明けたぐらいから、”SALSH”側は大きくは進展していない。そのため、このブログも、昨年は「プロジェクト進捗」に関する内容が中心であったのに対して、今年は「インドの一般事情」に関する記載がほとんどとなっている。

そういう中で、上にも書いた[A]、[B]、[C]といった要素を含む「新規立ち上げの躍動感を伝える」意味では、実は【インド新規事業立ち上げ物語】は最初の3ヶ月間でその役目を全うしていたのではないか?と考えるようになっていった。

Goziokiが果たすべく役割は「インドの一般事情」に関する情報発信よりは、個別具体的なプロジェクトの推進にあり、今後はプロジェクトの具体的成果について、この場で「ニュースリリース」として共有していければと思う。

現在Goziokiの構想の中には大きく2つのことがある。1つは従来から取り組んでいる”SALSH”であり、もう1つは”SALSH”を進める過程でその重要性を認識することになった日本企業におけるインド人エンジニアの活用の検討である。(いずれにしてもテーマはインド!)

※今後インド関連の発信は、従来の「CEOブログ」や「ニュースリリース」を通じてお伝えしていきます。全194回に亘る【インド新規事業立ち上げ物語】のご愛顧ありがとうございました。

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<過去記事>
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