【インド新規事業立ち上げ物語】(第117話)マテリアリティの考え方


※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ 現在Goziokiでは、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている
※ ”SALSH”を通じて、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動を後押しすることを意図している
※ インド現地での動きについては、出張の総括動画をご参照

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1.世界平和と同じぐらい大きなテーマ

日々『サステナビリティ経営』について考える中で、考えれば考えるほど明確になってくるのは「サステナビリティに正解はない」ということ。

「サステナビリティ経営を推し進める」というのは、「世界平和を考える」と同じくらいテーマとしては大きい。

世界平和を目指すにあたってできることは無数にあるが、「これさえしておけばすぐに世界平和が実現できる」という簡単なものではない。また「明らかにこれはしない方が良い」と避けなければならないことであっても、複雑な背景があって避けられなかったりする。

これらの全てがサステナビリティや『サステナビリティ経営』と向き合うにあたっても言える。できることは無数にある。ただ全てに着手することはできない。

では何をどこまでするのか。そしてどこから着手するのか。

2.マテリアリティを考える

アプローチ方法に正解はないが、多くの企業では「マテリアリティ(重要課題)」を考えるところをひとつのスタート地点にしている。

またマテリアリティをどのように策定したのかをセットで開示するパターンも多い。『サステナビリティ経営』の本質は、経営の透明性を高めるところにあるため、このように最初からプロセスを開示するのはとても良いことである。

※順不同
マテリアリティ決定プロセス(コクヨ)
マテリアリティ策定のプロセス(野村不動産)
マテリアリティの策定プロセス(富士フィルム)
マテリアリティ選定プロセス(三井住友ファイナンス&リース)
マテリアリティの特定・見直し(三井物産)

方法論について正解はないが、皆が向かっていきたい先はある。各社に寄り添いながら、Goziokiと”SALSH”は日本企業の『サステナビリティ経営』を後押していきたい。

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