【インド新規事業立ち上げ物語】(第101話)「攻め」の『サステナビリティ経営』
※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ 現在Goziokiでは、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている
※ ”SALSH”を通じて、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動を後押ししていくことを意図している
※ インド現地での動きについては、出張の総括動画をご参照
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「攻めの経営」「守りの経営」といった表現があるが、『サステナビリティ経営』についても同じことが言われたりする。
今回の投稿では「攻め」の部分を考えていきたい(次回投稿で「守り」について考えられればと思う)。またあらかじめお断りしておくと、「概念的」なところが中心となった記載である。
1.定義
そもそも「攻め」の『サステナビリティ経営』とは何か。
これは「ビジネスチャンスの追求」を通じて、『サステナビリティ経営』を実行していくものである。この際、具体的に達成していきたいのは以下の項目となる。
• 人的資本経営
• サーキュラーエコノミー
• 持続可能なサプライチェーン
ちなみに私はこの3つを見たとき、「人的資本経営は攻めなのか?」と思ってしまった。労務管理やコンプライアンスといった要素は「守り」の印象であるから。
リスク緩和やコンプライアンス遵守のことを考えると確かに「守り」である。但し、これらを「守り」に留まらせるのではなく、能動的に企業の成長と競争力の強化に活かしていこうという発想こそに、人的資本経営の本質がある。
その意味では、「攻め」なのである。
2.各視点
「サーキュラーエコノミー」と「持続可能なサプライチェーン」は、同じサステナビリティ(持続可能性)を追求していくものであるが、視点が異なる。
「サーキュラーエコノミー」では、視点は製品のライフサイクルである。
一方、「持続可能なサプライチェーン」では、視点は供給チェーンの全体である。
この両者は相互に補完しながら、最終的には同じ目的地である『サステナビリティ経営』に向かっていく。
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如何であろうか。
人的資本経営、サーキュラーエコノミー、持続可能なサプライチェーン
この3つをどのように意識して、企業として「攻め」に繋げるのかが問われている。
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