【インド新規事業立ち上げ物語】(第94話)インド人は毎日カレーを食べるのか?


※ CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆
※ 現在Goziokiでは、「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”の立ち上げ準備を進めている
※ ”SALSH”を通じて、日本企業の『サステナビリティ経営』やCSR活動を後押ししていくことを意図している
※ インド現地での動きについては、出張の総括動画をご参照

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今回はせっかくなので、文化的な話を少々。

インドと言えば「カレー」を連想する人も多いのではないだろうか。また、本当かどうかはともかくとして、「インド人は毎日カレーを食べている」という話を耳にしたことがあるかもしれない。

果たしてインド人は本当に毎日カレーを食べているのか?

1.「食事の種類」と「食事のスタイル」

今回の投稿は、この一点に尽きるのかなと思うが、「食事の種類」と「食事のスタイル」の話が重要になってくる。

例えば、寿司、カツ丼、焼き魚、これらは全て「食事の種類」である。一方で、和食というのは「食事のスタイル」である。

「食事の種類」が毎日同じということは少ないが(ゼロではないが)、「食事のスタイル」が仮に毎日同じだったとしても、決して不思議なことではない。

2.地域差はある

日本で「カレー」と言うと、「カレーライス」を連想して、それは1つの「食事の種類」と解釈してしまう。ただインドで「カレー」と言えば、それは米やナンと共に多種多様なスパイスを使用した煮込み料理という「食事のスタイル」である。

では実際のところ、インド人はどれくらいカレーを食すのか?それは当然に人によって異なるが、何よりも、インドは多様性の国であり、地域間で相当に食文化が異なることも念頭に置かなければならない。使用されるスパイス、主食(米や小麦など)、調理方法が様々である。

もちろん中には、「カレー」というスタイルで毎日食事をしている人もいる。

3.あなたは毎日味噌汁を飲みますか?

和食というスタイルの場合、ご飯と味噌汁と共に様々なおかずを食べたりする。そう考えると、「インド人は毎日カレーを食べるのか?」という問いは、「日本人は毎日味噌汁を飲むのか?」という問いに限りなく近い。

毎日味噌汁を飲む日本人もいれば、毎日は飲まない人もいる。そして仮に毎日味噌汁を飲む日本人がいたとしても、とても不思議なことが起きている訳ではない。

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