【インド新規事業立ち上げ物語】(第67話)スタートアップで成功するには

今回は”SALSH“ではない話を少々。最近のOpenAIを巡る騒動を追いかけていたせいか、YouTubeで急にサム・アルトマン氏の過去のスピーチがお薦めされた。2018年の動画で、Y Combinator時代のものであるが、大変に刺さったので共有しておきたい。

【スピーカー】サム・アルトマン
【時期】2018年
【元ネタ】https://youtu.be/0lJKucu6HJc

  • • 本当に良いプロダクトは、使っている人が「他人に薦めたくなる」
  • • 本当に良いプロダクトは「シンプル」
  • • 成長市場に身を置くことが大事。現時点でのTAM(Total Addressable Market)の額はどうでも良い。大事なのは、そのTAMが今後成長するのかどうか
  • • 「本物のトレンド」と「偽物のトレンド」がある。「本物のトレンド」では、最初は利用者が少ないが、その少数の利用者は熱狂している。iPhone発売初年度が良い例。当初、iPhoneはそこまで売れていなかったが、少なくとも買った人たちは、ずっとiPhoneを触っていた。2018年現在で言うと、「偽物のトレンド」の例としてVRが挙げられる。VRの利用者は少ないが、その少数の利用者たちが、全てを忘れてVRに没頭してしまっているかというと、そこまでではない。「本物のトレンド」を追いかけよう
  • • 自分一人で、全世界を相手に、自分の目指すところを語らなければならない。エバンジェリストであろう
  • • 強烈なビジョンを持とう。全従業員がそこに吸い込まれてしまうような
  • • 未来に対して圧倒的な自信を持とう。例えそれが結果として間違っていても
  • • 「成功確率は低いが、成功した場合のリターンは巨大」な案件を投資家は好む(あなたの案件のリターンは巨大か?)
  • • 楽観的であることが重要。これから出会う全ての人が、「あなたはなぜ失敗するのか」を説明しようとしてくる。少なくともあなたが楽観的でなければ成功はできない
  • • 「なんとかなるさ」の精神が重要。対処しなければならない問題は山ほどあるので
  • • アクション・バイアスであれ。どうせ情報は足りない。どうせ時間は足りない。「情報を十分に集めよう」と思うな
  • • 次の3つの質問は、100%聞かれるということが最初から分かっている。なので、この3つの質問に対する回答を用意しないのはおかしい
  •  ① 自分たちの強みは?
  •  ② どうマネタイズする?
  •  ③ どうやってユーザーを獲得する?

 

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