【インド新規事業立ち上げ物語】(第39話)プロトタイプ完成前夜


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。

Goziokiで立ち上げ準備を進めている「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」である”SALSH”は、現在インドの開発会社にプロトタイプの制作を依頼している。プロトタイプで用いていくページデザインは一通り完成し、この週末を挟んで、週明けには完成の予定である。

グローバルな事業展開を目指す”SALSH”は、日本特有の発想に留まらず、開発段階から多様な視点を取り入れることを重視し、インドの開発会社との連携を選んだ。

もちろん「開発」という意味では、この先にベータ版の開発があり、正式版の開発があり、先の道のりはまだ長い。ただ、現時点では「So far, so good」と言えるのではないか。

1.良かった点(インド企業との連携)

【アウトプットのクオリティーが総じて高い】

打合せの度にアウトプットを確認していくが、大きく違和感を覚えるようなことはこれまで起きていない。こちらの要望に応えるべく、1つ1つのページをしっかりと作り込んでくれている。

【デザインのセンスが良い】

皆さんも企業のホームページを閲覧したり、様々なアプリを利用した際に、「日本のデザイン」と「海外のデザイン」の差を感じたことがあると思う。どちらが良いという話ではなく、雰囲気の違いがそこにあるということ。それで言うと、インドの開発会社に依頼しているサービスサイトは、Goziokiメンバーからすると「海外のデザイン」を感じさせてくれる。元々外国の開発会社に制作を依頼している狙いがそこにある訳で、これには満足している。

【細かい進捗確認が行われる】

プロトタイプの制作期間中は、少なくとも2日に一度は打合せをしている。連日の打合せとなることもある。その時点で完成している部分を見せられ、「これで問題ないか?」と都度聞かれる。こちらの要望が正確に伝わっていなくて、部分的にイメージと異なるアウトプットが出てくることもあるが、その際はすぐに指摘して、そうするとすぐに修正してくれる。このような細かいやりとりをしながら進んでいくため、まだプロトタイプの完成品は見ていないものの、こちらの想定と極端に違うものが出てくることはないと既に分かっている。

2.チャレンジ(インド企業との連携)

【密なコミュニケーションを仕掛ける】

このインドの開発会社は(某GAFAM企業から数百億円の出資を受けたりするなど)注目の企業であり、エンジニアの人たちも多忙を極めている。

相手の中での”SALSH”の優先度を高めるためには、かなりしつこくこちらからコミュニケーションを仕掛けていかなければならない面もある。「どうなっているのか?」や「次の打合せはいつにするのか?」と、毎日のように連絡を入れるようにしている。

色々あれど、開発会社のインド人エンジニアたちはとても頑張ってくれている。今日の時点では、週明けのプロトタイプ完成が楽しみである。

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<過去記事>
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