【インド新規事業立ち上げ物語】(第23話)概念図


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。

対外向けに説明する機会も増えてきている中、「概念図」を作ってみた。これまでの投稿の中でも繰り返し「”SALSH”が・・・」と述べてきているが、この図は少しでも理解の助けになればと。

“SALSH”は「サステナビリティ教育・支援プラットフォーム」であり、Sustainability Action, Learn & Support Hubの略となっている。サステナビリティ(Sustainability)に関わるプラットフォーム(Hub)ということであるが、その中でやろうとしていることは①Action、②Learn、③Supportの3点である。

<ACTION>

  • ● 日本企業と海外サステナビリティプロジェクトのマッチングを行っていく
  • ● サステナビリティプロジェクトに対して資金拠出を行っていきたいものの、拠出先を絞り切れていない企業が対象となる
  • ● マッチング先となるのは、海外のNGOが扱うサステナビリティ案件であり、現場は寄付を求めていることからこのマッチングは成立することになる
  • ● 尚、補足であるが、決して「海外への寄付=サステナビリティ経営」と述べているものではない。サステナビリティ経営はあくまでも「本業」を通じたサステナビリティの追求であることを前提としつつ、”SALSH”では「本業以外(但し本業と関連はある)」での取り組み可能性を提案するもの

<LEARN>

  • ● マッチングするのみであれば、よくある「寄付プラットフォーム」と変わらない
  • ● “SALSH”の特徴は、寄付に対するリターンを「教育」の形でしっかりと届けるところにある
  • ● 支援した先のプロジェクトの情報に基づきコンテンツを制作し、日本企業はコンテンツを用いて社員向けにサステナビリティ教育を実施する
  • ● 広い視野で世界を捉えることができなければ、各国のサステナビリティ課題は見えてこない。逆に言えば、世界のサステナビリティ課題に触れることは、グローバル人材に近づくための一歩とも言える

<SUPPORT>

  • ● ここまで述べてきたActionやLearnといったプロセスを通じて、恩恵を受ける人たちがいる
  • ● 少しでも多くのサステナビリティ課題と向き合い、社会課題の解決を図っていければと思うものである

ActionとLearnは日本企業を中心に進行し、一方、Supportの恩恵を受けるのは海外プロジェクト側である。ActionやLearnのプロセスが、Supportの形で実現していくとも言える。

現在、プロダクトのβ版を準備中であるが、今回のような”SALSH”構想のアウトプットはしばらく続けていきたい。

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<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第1話)なぜインド?
【インド新規事業立ち上げ物語】(第2話)”SALSH”
【インド新規事業立ち上げ物語】(第3話)ESGは贅沢品である。
【インド新規事業立ち上げ物語】(第9話)経営とは少し離れたところにポツンとサステナビリティが位置している日本企業