【インド新規事業立ち上げ物語】(第24話)冒険のはじまり


※CEOブログの一環としてGozioki代表の吉田が執筆しています。

1.記念すべき日(?)

昨日、2023年10月12日をきっかけに、Goizoki株式会社の歴史は永遠に変わってしまった。

と、述べたら大袈裟であろうか(笑)。

これまでの投稿で繰り返し触れてきた”SALSH”(サステナビリティ教育・支援プラットフォーム)のプロトタイプを昨日発注した。あくまでプロトタイプであり、ベータ版ですらない。なので、そんなに大騒ぎをするほどのことなのか。

ただ、その発注先は、日本、アメリカ、ベトナムなどの開発会社ではなく、インドの開発会社。

ここで「インドと関係のあるサービスを作ろうとしている中で、いっそのこと、開発自体インドの会社に任せるのが良いと思いそのようにしました」と、それらしいストーリーを語りたいところである。ただ実際は、インド人エンジニアの仕事ぶりや、この開発会社でGoziokiを担当するチームメンバーの雰囲気に魅了されてしまったのが真実。

2.「いつものメンバー」との会議

日本時間の10月12日(木)13時、インドの開発会社とのオンラインミーティングが始まった。インドは朝の9時半。東京からは私と桐谷CSO、デリーからは営業担当のA、そしてベンガルールからはエンジニアのSが参加。少し遅れて営業責任者のJも入ってきた(彼女までわざわざ参加してくれるとは思っていなかった)。

Jは優秀な営業責任者、というか、押しが強い。先月ベンガルールで打合せをしているときは、あまりの押しの強さに私も思わず「Please calm down!」と言ってしまった。。(でももちろんJは憎めない相手)

とにかくA、S、Jが揃ったので「いつものメンバー」となり、そこからプロダクト設計に関するプロトタイプ発注前最後の確認が始まった。

この会議は「吉田が質問して、Sが回答する」、あるいは「Sが質問して、吉田が回答する」が基本の構図であるが、私は桐谷CSOに相談しながら回答するし、またJはちょくちょく、Aはたまに、口を挟んでくる。

テクニカルな確認が一通り終わったところで、おもむろにJが営業トークを切り出す。少し嫌な予感。

  • [J] 追加でxxドルを支払ってくれれば、以前にお話したxxはxxとして見なすこともできます
  • [私] それ明らかに初耳です。金額の多寡より、その話をこのタイミングでしてくることに違和感を覚えるのですが

このようなやりとりがありながらも、最後はお互いロジカルに、プロフェッショナルに決着する。

冒頭に貼った画像は、この開発会社と一緒にやることを決めて、その日の午後に「プロトタイプの制作費用を送金したよ!」と私がAにWhatsAppでメッセージを送った直後のやり取り。

Goziokiとインドの開発会社の冒険が今始まった。

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<過去記事>
【インド新規事業立ち上げ物語】(第23話)概念図
【インド新規事業立ち上げ物語】(第19話)「現場感」と「現場力」
【インド新規事業立ち上げ物語】(第18話)インドは15年前の中国である(?)