【CEOブログ】Gozioki第二章 #040

1.今年もまた

2021年も終わろうとしている中で、この1年間を振り返っていきたい。毎年がそうであるように感じてしまうが、今年もまた、Goziokiにとっては激動の一年であった。

昨年のコロナに続き、今年はミャンマーで発生したクーデターによって弊社事業が大きく影響を受けたことは前回述べた通りである。またこのクーデター以降、今もなお混乱が続くミャンマー国内で犠牲になった方々に対しては、改めてご冥福をお祈りします。

昨年のコロナ、今年のミャンマーのクーデターは、弊社事業にとっては間違いなく試練であった一方、結果としてGozioki自体を次のレベルに押し上げていった側面もある。それを捉えて本投稿のタイトルも「Gozioki第二章」としている。

2.国内事業

これまでGoziokiは「グローバル人材・教育事業」の一本足打法であったが、コロナによって「事業がグローバルであること」の危うさを考えさせられることとなった。そのため、「コロナ後の世界」を待ちながらも、国内でできることももっとあるはずと考え、会社として関与する領域を広げていった。

1つは、グローバル人材・教育事業に関わる複数の国内企業から成るタスクフォースの立ち上げ並びにその陣頭指揮である。人材・教育事業のバリューチェーンの中には、人材集め、人材に対する教育提供、人材に対する生活支援、企業集めと、様々な項目がある。Goziokiはこれまで「人材集め」や「企業集め」といった特定の領域に対するコンサルティングを行うことが主であったが、今年はバリューチェーン全体を俯瞰したコンサルティングを実施することで、その役割を強化していった。

もう1つは、全く新しい領域へのチャレンジである。一部プレスリリースされている通りであるが、株式会社ウィザスが立ち上げた就労移行支援事業(株式会社ライラ)に、Goziokiの吉田も関わっている。

3.組織の在り方

Goziokiの「社員」は、2021年12月現在2名である。ただ、先に述べたタスクフォースのほか、東南アジアの各国で提携する人材送り出し機関や教育機関、また個別に契約するコンサルタントや個人事業主を全て含めると、数十人が関わるチームにまで成長している。

「社員」をもう少し抱えていた時期もあるが、直近2年間のコロナ禍で、より柔軟な動きを取るため、今の体制に落ち着くことになった。Goziokiの組織が現体制となったきっかけはコロナであるが、結果として、フリーランスが益々増えていく世の中にあっては、時代に合った運営体制が構築できていると感じることもある。「組織の在り方に最適解はない」と言われるが、少なくとも、時代の動きを敏感に察知する力や、置かれた状況に柔軟に対応できる機敏性をGoziokiとして失わずにいたいものである。

今年も一年間、関係者の皆様には大変お世話になりました。来年が皆々様にとって飛躍の年となることを心より祈念いたします。

#Gozioki #グローバル #教育