【CEOブログ】世界は変化するということ(創業2期目を終えて)

8月決算の弊社は、2020年8月で創業2期目を終え、9月から3期目へと突入する。このタイミングで2期目(2019年9月〜2020年8月)を振り返り、来期への展望についても述べていく。

1.概要

2期目の前半は、1期目に積み上げてきたものが確実に成果として現れはじめ、順調な滑り出しであった。しかし新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年4月から外国人労働者の日本への入国がストップしてしまい、弊社事業も多大なる影響を受けることとなった。

世の中が変化するのはこの世の常である。「特定の地域でのビジネスが上手くいかなくなる」「特定の業界を取り巻く状況が大きく変化する」「特定のサービスが代替サービスの登場により脅かされる」といったことは事業環境の変化の中で想定しておくべきことである。ただ今回のように全世界ベースで人の動きが止まってしまい、「事業をグローバルに展開していること」それ自体がリスクになるような状況は、到底想像し得なかった。

※このような状況下では、現状を記録することに意味があると考え記したのが以下2つの投稿。(ご参考まで)
https://gozioki.com/2020/05/538/
https://gozioki.com/2020/07/655/

2.結果

定性面での、2期目の実績並びに3期目の目標は下の表の通り整理をしている。

2期目の定性目標に含まれる3つの項目は、弊社の成長を実現するために継続的に取り組む必要のある課題と認識している。2期目で設定した目標は、3期目の目標の中では個別具体的に触れられていないが、これは決して3期目以降の重要度が落ちたことを意味するものではない。2期目に実現できたこと、実現できなかったこと、いずれも継続課題として3期目もしっかりと向き合っていく。

3期目は「コロナ禍」の特殊な環境下でのスタートとなるので、目標設定もこの点を意識した書き方になっている。本日(2020年8月31日)現在、日本政府による外国人労働者に対するビザ発給は停止中であり、外国人労働者たちの入国再開時期は読めない。ただ入国再開に向けて今できる準備は抜かりなく進め、また入国再開が実現せずとも取り組める事業には着手することが、目標の最初の2点になる。またこれまで会社として、「外国人材の教育・紹介に関わるコンサルティング」に依存する事業モデルであった。「コロナ禍」で体験した、これまでにないような規模での事業環境の変化を踏まえ、新しい事業モデルを構築していく必要性を3つ目の目標として掲げている。

「ひとつの事業に依存しない」のは本来会社経営上当たり前のことなのであるが、会社を立ち上げてから目先の動きに追われる中で、着手できていなかったのが実態であり、この点は反省しつつ、「コロナ禍」を変革のチャンスと位置付け邁進していく。

3.思慮

会社としの定性目標は上の表にある通りである。これが来期の事業推進の前提となる。その上で、最後に私個人として意識している部分についても触れていきたい。

(1)労働集約型事業からの脱却

会社の事業の中身を細かく見ていくと、「労働集約型」の要素がある箇所(10倍の結果を出したい場合、投下労働力を10倍にする以外にない)と、そうではない箇所とがある。事業の中ではこの両者は必ず存在すると考えるが、両者のバランスをどう捉えるのかは取り組み方次第である。これまで弊社は社員の数が少ない割には、前者(「労働集約型」の要素がある箇所)に寄っていた部分がある。今後は社員を増やす方向性ではない、バランスを後者(「労働集約型」ではない箇所)に寄せることをしていきたい。これは会社としての独自の「強み」「機能」を浮き彫りにさせていくことにほかならない。

(2)人材紹介に関わるコンサルティングに依存するモデルからの脱却

これは3期目定性目標の3点目に記した通りである。「現状維持は破滅である」と述べた人物がいたが、「変化すること」ではなく、「変化し続けること」を意識して、来期に臨んでいくものである。

(3)「グローバル×教育」領域に対する更なるコミットメント

ここ数年「グローバル×教育」の領域にコミットしてきたが、「事業をグローバルに展開していること自体がリスクである」と考えたことはこれまで一度もなかった。それがこのコロナ禍は、本当に様々なことを考えさせられるきっかけとなった。

「グローバル事業に取り組み続けて良いのか?」

「ドメスティック事業に取り組んだ方が事業として安定するのではないか?」

ただ改めてGozioki株式会社が社是として掲げる『〜世界とGET INVOLVED〜』や、会社として抱える想いについて考えたとき、会社として実現したいことは「グローバル×教育」領域の中にあり、その意味ではむしろコミットメントを強くしていきたいと思うに至った。

明日から始まる3期目も、是非みなさんと共に駆け抜けていければと考えます。コロナ禍にあって、厳しい事業環境が続きますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。