【CEOブログ】会社設立1年目を振り返る
2018年9月に設立されたGozioki株式会社は、この8月で会社設立第1期が終わります。携わってくださった皆様、サポートしてくださった皆様、心より御礼申し上げます。また社員の皆様にも感謝いたします。「チームメンバーに恵まれた」というのが、今一番強く思うところであります。
1. 会社が強くならなければならない
以下初年度を振り返ります。
・2019年1月には、株式会社ブリーズと提携をさせていただき、事業の幅が広がりました。
https://gozioki.com/2019/01/106/
・直接弊社の名前は出てきませんが、株式会社ジーゼとの繋がりで、以下リリースに記載の内容を一部お手伝いさせてもらっています。ミャンマーとの繋がりが一層増しました。
https://www.artunion.co.jp/news/pdf/pressrelease_20190517.pdf
・直近では、ミャンマーのトップ大学との提携を発表させてもらいました。これ以外にも色々準備中のプロジェクトがありますので、また順次発表させてもらいます。
https://gozioki.com/2019/08/269/
事業以外でも動きありました。
・2019年1月には、会社立ち上げメンバー以外で初となる社員の入社がありました。この社員は明日から一人で2週間カンボジアに出張します。新しいメンバーが確実に戦力になっていっています。
・大阪では株式会社ジーゼのオフィスを一部お借りしていますが、当初東京では固定のオフィスがありませんでした。今年4月、東京の品川に拠点を構えました。品川駅港南口から直通ですので、是非お立ち寄りください。
上に書いたような良いことばかりではありませんでした。
・ミャンマーやカンボジアのパートナー会社で働く社員の入れ替わりが続き、業務の連携や引き継ぎがうまくいかないこともありました。
・悪い人に騙されたこともありました。
・内定者が入社前日に辞退するという出来事もありました。
しかしこれらは少なからずGoziokiの力不足に起因していることと考え、トラブルに直面する度に「会社が強くならなければならない」と思いました。
2. Goziokiの目指すところ
改めてですが、「Goziokiの目指すところ」を書いていきます。
・Goziokiは「世界にある就労機会の不平等」を課題として認識しています。自分の国の中で特定の職種にしか就けない人、あるいは自分の国を超えた就職機会にアクセスがない人たちがいます。
・Goziokでは就労機会の不平等を解消するための鍵は「教育」にあると考えます。専門教育を充実させることで職種の壁を乗り越える、また言語・文化教育を進めることで国境の壁を乗り越える、これがGoziokiの目指す在り姿です。それを以下想いとして掲げています。
1) 日本人に海外のことをもっと知ってもらいたい
2) 海外の人に日本のことをもっと知ってもらいたい
3) 働き手それぞれにとって最適な活躍の場を、グローバルスケールで提供したい
・Goziokiは「グローバル×教育」の領域にコミットしています。中でも足元注力しているのはアジア域内。アジアは成長市場でありますし、アジアに身を置く日本企業である以上、Goziokiも最優先でそこに向き合っていかなければなりません。
・Goziokiのcredo(社是)は『〜世界とGET INVOLVED〜』であります。これは、世界の動きに積極的に関わっていくことだけに留まらず、自らも世界の中で流れを作っていくことを意味しています。
3. Goziokiの論点2019〜2020
明日から始まる第2期に於いても、ミャンマーとカンボジアで展開する教育事業が中心になっていきますので、引き続き注力し、事業の拡大を図ります。加えて、来期は以下の論点も意識していきます。
・アセットの積み上げ
会社としての収益性を高めるための起点とするべく、自社のアセット強化に努めます。具体的には海外の法人や日本語学校、これらにGoziokiとして直接参画したいと考えます。
・教育領域の拡充
これまでGoziokiは日本語教育や日本文化教育を「教育」として掲げていました。今後アジア域内に於ける高度人材育成を見据えては、「IT領域」にも踏み込んでいく必要があります。「日本語×IT」といった教育スキームも準備しています。
・地域戦略の展開(株式会社ブリーズとの提携を意識した施作)
新しい在留制度である「特定技能」は、過去に日本で研修経験がある人たちにとっては使い易い制度となっています。これまで多くの人を日本に送り出している国は中国とベトナムです。現在Goziokiは東南アジア、中でもミャンマーとカンボジアに注力していますが、来期は中国やベトナムとの関わりも強化していく所存です。
来期もGozioki株式会社をよろしくお願いいたします。