【CEOブログ】AI活用力 = 企業の競争力
クライアントに同行する形で、ServiceNowが毎年開催する年次フォーラムであるKnowledgeに参加をした。
(ここではServiceNowやKnowledge自体に関する詳細説明は割愛するが)企業向けAI最前線に触れたことで、自分の中で改めて整理された近年の環境変化について述べていきたい。
時代が変化するスピードが日に日に速くなっていることは言わずもがなであるが、特にここ5年での変化には目を見張るものがある。
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2020年:DX元年
日本では「DX=デジタル化」と誤解されたケースも多く、本来の変革目的を果たせなかった企業も散見された。それでも企業活動のあらゆる場面で「デジタル活用」の必要性が認識されるきっかけに。
2023年:生成AI元年
特にChatGPTが契機となり、企業活動においてもAIが普及。AI活用が現場の生産性を左右するフェーズへ突入。
2025年:AIエージェント実装期
生成AIの更なる進化を受け、「AIエージェント(自律的に判断・行動するAI)」が実用段階に。「AIを活用できるか」ではなく、どこまで業務に組み込めるかが競争力の差に。
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Knowledge2025イベントに関連し一点だけ述べるとすると、ServiceNowのBill McDermott CEOは5月6日の基調講演の中で、「AI革命はこれから起きるのではない。もう既にその真っ只中にいる」と語っていた。
AIを取り巻く環境の変化は速いからこそ、その変化に付いていけている企業とそうでない企業の差も目立ってきたように思う。
仕事を徹底的にAIにやらせていますか?