【CEOブログ】2026年『量子コンピューティング』という視点

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1.一年の指針

2018年に起業してから、新年を迎えるのは今回で8回目。そして新年を迎えると、「1年間の過ごし方」を考えたくなるものである。ただ、今は時代の変化が本当に速く、1年先を見据えることはとても難しい。ビジネスの現場レベルの話で言えば、3ヶ月先を見通すのがやっと、というところではないだろうか。

それでも「1年間の過ごし方」をイメージするのは重要と考える。結果として当初立てた計画が変わってしまうことと、そもそも計画を持っていないこととでは、大きく異なる。今立てた「アクションプラン」は3ヶ月後には全く異なるものになっているかもしれないが、それでも、何が重要な論点になりそうかを一度考えてあげることで、自分なりの思考の指針を持つことができる。

2.今年の論点

まずは、直近3年を振り返ってみたい。あくまでも私個人の捉え方であり、私自身が携わってきた事業領域へのバイアスが強いこともご了承いただきたい。

【2023年】
・ インドとGCC(Global Capability Center)
・ 生成AI

【2024年】
・ サステナビリティ経営の本格化(ESGの経営統合)
・ Deep Tech投資

【2025年】
・ AIエージェント
・ 半導体とFabless/Foundryの関係進化

これらを踏まえ、今年の論点を次のように帰着させた。

【2026年】
・ 量子コンピューティング(仕込み期)

賛否両論あると思うが、如何であろか。

3.日本の魅力

日本と世界との橋渡し役を務めるGoziokiとしては、量子コンピューティングを見る場合も、「世界の中における日本の価値」を意識していきたい。そして今の時点では、2つの通過点があると思っている。

<実証の場>
よく言われることであるが、日本の魅力は、量子コンピューターを利用する環境が整っていること、特に優秀な物理×工学人材が多くいるところにある。例えば量子コンピューティングに関わるソフトウェア開発を担う企業からしてみれば、日本は最高の「実証の場」となる。

<世界展開に向けた中継地>
また日本で複数のQPU方式にまたがる実証実績を積み重ねることは、特定の方式や用途に依らない技術的な信頼性を示すことに繋がる。こうした実機に基づく中立的な検証実績は、グローバル市場に向けた説得力や信用力の源泉となる。

当然、ビジネスである以上は「売上創出」も重要になるが、量子コンピューティング分野の成熟度を考慮すると、まずは上記2点を捉えることが本質的だと考える。2026年は、このような「日本の価値」を意識しながら、量子コンピューティングと向き合っていきたい。

4.参考動画

以下は、「量子コンピューターとは何か?」に関する導入動画。

2025年5月公開「TBS CROSS DIG with Bloomberg」(北川拓也氏)
https://youtu.be/5K6TarSIF2U

2025年12月公開「PIVOT」(藤井啓祐教授)
https://youtu.be/MXFRqiC53o8
https://youtu.be/usjI4QVPb78

今年もどんな1年になるのか、とても楽しみである。

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