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1.恐るべき立ち上がりの速さ

私が初めてSNSであるClubhouseのことを知ったのは、正確な記憶はないのですが、おそらくこの辺り（1月24日）の投稿を見てだと思います。
https://twitter.com/minowanowa/status/1353328018618339328

Twitter上でClubhouse利用に関する投稿を次々と見るようになり、「招待制」によって成り立っている、即ち、自分の意思だけでは参加できないサービスであることを理解します。またこの頃に目にする利用者は、ITベンチャー社長のような人が多かったです。

1月25日になると、今度は私と直接友人関係にある人たちが次々と「Clubhouseに招待してほしい！」という趣旨のSNS投稿を行うようになります。これを見て、「私の周りの人たちも皆Clubhouseに興味を持っている」ことを確認します。

1月26日には、私の後輩が「Clubhouseに参加できた！」とする内容をSNS上で発信しているのを目にします。結局その後輩に私は招待してもらい参加することができました。このサービスは誰から紹介を受けたのか、そしていつサービス利用を開始したのかが記録されます。私の周りを見渡すと、1月25日・26日頃から利用を開始している人が多いです。先に述べたITベンチャー社長のような人たちは、1月24日やそれより少し前、更には2020年12月頃から利用している人も見受けられます。いずれにせよ、短期間での利用者の伸びが凄まじいです。

2.時代は前に進んだ

サービス概要とその強みを理解する上では、以下の記事はわかりやすいかと思います。
https://tech-camp.in/note/technology/97904/
https://note.com/yfuka86/n/n28bae17d6dcd

Clubhouse上で著名人が話をしている部屋は、リスナーが数百名ほどいたりしますが、1月27日にはタレントで実業家の小嶋陽菜さんが参加する部屋が瞬く間に千人規模でリスナーを集める現場を私も目撃します。

また最初からClubhouseをヘビーに利用されているメディアアーティストの落合陽一さんが、自分の部屋で一般リスナーと直接交流をしているシーンにも直面します（これも1月27日です）。その一般リスナーの方は落合陽一さんの書籍を全て読んでいるような彼の大ファンだったのですが、「自分の憧れの人といとも簡単に雑談ができてしまう」そのような世界が現実に目の前にあって、「世の中がまた一歩前進した」と実感した瞬間でありました。

3.まずはやってみよう

TwitterやTikTokにも言えることですが、この手のサービスは自ら徹底的に利用することでしかその本質を捕まえることができないような気がしています。そのため、1月28日に弊社Goziokiは、Clubhouse上でセミナーを開催してみました。まだClubhouseの世界観を捉えきれていないですが、「気軽な交流の場」との印象があったため、「ビジネスセミナーの形式で少し堅い話をする以上は時間を短く区切ろう」と考え、20分一本勝負で臨みました。
https://www.joinclubhouse.com/event/ZxkOEk2x

その結果、話をしている私たちとしては楽しい時間を過ごすことができ、堅いテーマ設定に対する時間の長さはちょうど良かったのではないかと（勝手にですが）自己評価しています。この手のものは今後も継続していきます。

4.これからどうなるのか？

一週間前にはほとんどの日本人が知らなかったサービスが、1月30日現在で一般人から芸能人、スポーツ選手、そして政治家まで、誰もが使うサービスになりました（昨晩は河野太郎大臣の部屋も盛り上がったとか）。「Clubhouseに時間を取られ過ぎて他のことに集中できない」というような話も耳にするようになりました。

Clubhouseの未来に関しては、既に様々な人が見解を述べられています。加えて、「利用者層」に関しては以下のようなコメントもあります。
https://twitter.com/a_____5ya/status/1354964065102168072

私個人の意見としては、「音声版Twitter」という表現が言い得て妙な気がしてなりません。利用者にとっては情報収集の場であり、個人の発信の場でもある。その意味ではTwitterのように強力なSNSプラットフォームになっていくと予想しています。実際はどうなるのでしょう？

最後に、このサービスのアメリカでの当初の使われ方がまとまっている記事をご紹介して締め括りたいと思います。
https://courrier.jp/news/archives/230756/

#Clubhouse #クラブハウス #音声版Twitter