【CEOブログ】慶應 → 三井物産 → UUUM → Gozioki #005

今日はこれまで私が歩んできたキャリアについて書いていきたいと思います。

1. 慶應 → 三井物産

私は海外で生まれ育つ中で、「世界中のあちこちを転々としている自分がもっとも自然な姿」との感覚を持つようになりました。そして海外志向は強いが明確に「これがしたい!」という思いを持っていなかった大学生の頃、「総合商社に行くことで、世界を舞台に活躍できるのではないか」と考えるようになります。そして総合商社の中では、会った社員の人たちの印象から「自分にもっとも合うのはこの会社」と感じた三井物産へ入社します。

総合商社に入社してみると、そこに待ち受けていたのは、海外出張、海外駐在員、ビジネス・スクール留学と、自分が思い描いていた通り「海外で活躍する」経験を積むことのできる環境でありました。

2. 三井物産 → ??

考え方は人それぞれですが、私にとって「成長」とは、それ自体が目的であって、何かを達成するための手段ではありません。そして「成長」目的を達成するための手段は、「自分の環境を変え続けること」です。先ほど述べた「世界中を転々とし続ける」にも繋がります。

人間は新しい環境に行くと、慣れないことばかりで頑張るので成長しますが、しばらく経つとその環境に慣れてしまい、成長曲線も緩くなってきます。そうするとまた環境を変える必要があります。これは、終わりなき旅です。私の人生も、「環境を変え続ける」モデルの上に成り立っています。

三井物産時代、私は社内のエネルギー部門に所属していたのですが、「環境を変える必要がある」と強く感じ、ある時に、それまでの仕事とは全く関係のない社内のヘルスケア部門に異動し、2年ほど時間を過ごします。この経験がきっかけとなり、「たとえ業界が変わったとしても自分は頑張ることができる」自信を身に付けたので、ヘルスケア部門の次に「環境を変えなきゃ」と思ったとき、「違う会社に行く」選択肢が見えてきました。

3. UUUM → ??

私は自分の強みを、「ビジネスを海外に持っていけること」と認識していたので、三井物産からの転職に際しては、「これから海外進出を頑張っていきたい」会社を探しました。「そういう会社でこそ自分は力を発揮できる」と考えたらからです。その時点では、行きたい業界には特に拘りを持っていませんでした。

その中で、縁あってUUUM社と巡り合い、海外事業展開を担当させてもらえることになりました。「ベンチャー企業」であるUUUMは三井物産とは全く異なる職場環境であり、自分の視野を広げる上で本当に良い経験になりました。ベンチャー企業と大企業の違いは山ほどありますが、特にベンチャー企業が持っている「スピード感」を肌で感じることができた点が最大の収穫でありました。

そして大企業、ベンチャー企業、と経験を積んでいった私は、「そもそも会社員でなかったとしても自分は頑張ることができるのではないか」と考えるようになります。

4. Gozioki → ??

私がGoziokiを設立するに当たっては、株式会社ジーゼ(ゲーム開発・教育・人材事業を展開)の存在が非常に大きいです。いつものように「環境を変えたい」と思いながらも、次なる一手が見えずにいた私に対して、ジーゼの鈴木社長から数多くのアドバイスをもらい、それが最終的に現在のGoziokiに繋がっています。

「環境を変え続けたい」と思っている私ですから、もう皆さんお気付きかもしれませんが、Goziokiでは果敢に新しいことにチャンレンジしていきます。変化が激しい今日のビジネス環境も相俟って、Goziokiは、私が先に述べた「環境を変え続け、自身も成長を続ける」モデルを実現できる場だと考えています。そしてGoziokiでは社員全員が主役です。社員全員で切磋琢磨しながら成長していく、終わりなき旅がこれからも続いていきます。

+++++

個人としてYouTubeチャンネルを運営しています。グローバルビジネスに関連した情報発信を行っています。もしよろしければ是非見てみてください。
https://www.youtube.com/channel/UCP_hsWBG6i6YFH32FSJQL4Q